団体概要

団体理念

1.広く一般市民を対象として、主に10代から20代前半の若者の心身の健康を守るための普及啓発を行なう。

2.若者が「自分の力」で真の意味での健康を維持していくために必要な情報を提供し、若者が「自分で」正しい情報を選択し、考え、行動を起こし、自分の人生や健康を主体的に維持・自己管理していけるように指導・支援する。

3.上記の活動を通じて、若者の健全育成を図ることを目的とする。

団体プロフィール

団体名特定非営利活動法人ティーンズサポート
設立年月2006年5月
連絡先〒221-0055 横浜市神奈川区大野町1-25 ヨコハマポートサイドプレイス3F
ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ内
メールinfo★teens-support.org (※「★」を「@」に変えてください)
※当会では、メールによる健康相談は実施しておりません。
上記のアドレスからの健康相談は承れませんので予めご了承ください。
代表理事清水(須藤)なほみ(産婦人科医)
主たる事業1.若者の心身の健康に関する普及啓発事業
2.若者の心身の健康に関する情報提供事業
3.若者の心身の健康に関する支援事業
4.目的を同じくする団体に対する連絡、助言及び支援事業
具体的には、上記のそれぞれについて、
・セミナーやイベント、講演会の開催
・Webを活用した情報発信、ならびに、相談・助言
を中心に活動を行なう。

代表挨拶

NPOティーンズサポートは、10代の性と健康のサポートを活動の主目的として2006年に法人として設立いたしました。10代向けの啓発用携帯サイト「Dr.なおみのラブ&バディカフェ」の運営母体として活動をスタートし、13年目を迎えようとしております。

私は、産婦人科医としてそして1人の女性として、望まない妊娠や性感染症に悩む10代の方たちと日々接してきました。診療の現場で、様々な悩みを抱える女性たちと向かい合う中で、「もっと正しい知識を身につけられるようにできないのだろうか」「問題を抱え込む前に相談したり予防したりできる場を作れないのだろうか」と感じることが多く、10代の手が届く場所・目に付く場所に必要な情報を届け、健康啓発を行う方法を模索してきたのです。

啓発用携帯サイト「Dr.なおみのラブ&バディカフェ」や携帯小説「ラブ・コミュニケーション」は、10代への携帯電話普及率と彼らにとっての「流行りもの」に着目し、気軽に正しい情報を得られるようにとの思いから開設していきました。おかげ様で、両サイトともに多くのアクセスを頂き、メールでの相談もあとを絶ちませんでした。(注:現在は相談サイトは閉設しております)

ただ、サイトを通してのサポートには限界があり、実際に検査を行ったり受診行動まで導くことは困難です。そこで、10代の方たちが学校帰りに気軽に立ち寄れる、ゲームセンターや占いルームのような「街の保健室」が必要であると考えました。学校近くの駅前や、繁華街の真ん中に、何となく集うことができる場所を作り、恋や性の相談をしたり正しい避妊法や性感染症予防について学んだり、気になる症状について検査を受けたりできる施設が必要なのです。

望まない妊娠や性感染症の問題で一番悩みを抱えているのは10代であるにもかかわらず、10代を対象にしたこういった活動は事業として成り立ちにくいことから、今まで具体的な取り組みはほとんどされてきませんでした。2009年夏には、多くの方のご協力のお陰で、渋谷に街の保健室「ティーンズルーム」を期間限定ではありますが、開設することができました。取り組みが、今後は行政主体の恒常的な事業のひとつとなり、10代の性と健康のサポートに大きく役立つことを確信しております。

皆様のよりいっそうのご理解とご協力と心からお願い申し上げます。

 「10代の性の健康を守るのは大人の責任である」

Nahomi Shimizu

清水(須藤)なほみ

NPO法人ティーンズサポート 理事長

ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ 院長

 

広島大学医学部医学科卒

所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会

著書:「Dr.半熟卵のつぶやき」「わたしを知るLOVE BOOK」「ラブ・コミュニケーション」他

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